LINUS RECORDS/Linus' best 20 discs of 2013

20

Powerdove

Do You Burn?

<Africantape / Murailles Music>

よれよれでキュートでキャッチーでしみじみ。声も音も素敵。
19

Daniel Avery

Drone Logic

<Phantasy Sound / Because Music>

レフト・フィールドな面とメジャー感のあるオシャレなところのバランスが絶妙。多彩で多才。
18

Eluvium

Nightmare Ending

<Temporary Residence>

ヴォーカル路線をやめてまた元の感じに。戻ってくれてありがとう。
17

Grouper

The Man Who Died In His Boat

<Kranky>

個人的にはこれまでの作品の中で一番好き。とろとろのメロメロでまさに白昼夢。
16

James Blackshaw & Lubomyr Melnyk

The Watchers

<Important>

神々しく美しい超絶素敵コラボ作。いつでもどこでも意識がアッチの世界に飛んでいく。
15

Chantal Acda

Let Your Hands Be My Guide

<Gizeh>

やってることは変わらずもSleepingdog名義の時より微妙なところで良い感じのコクが出た感が有り。Nils Frahmの手腕かな。
14

The Stranger

Watching Dead Empires In Decay

<Modern Love>

地下鉄乗る時のお供としてかかせない暗黒のエクスペリメンタルなビートもの（去年もそんなことばっか言ってたような...）。ダークでドープに沈むことが出来てなおかつ美しい。
13

bvdub

Born In Tokyo

<n5MD>

さすがの安定感で全部良かったけど、bvdub関連の2013年のリリースで一番広いレンジで彼の魅力が盛り込まれていたアルバムはこれだったかなと。
12

Autre Ne Veut

Anxiety

<Software>

ポップでソウルフルな素敵エレクトロ～シンセ・ポップ。素晴らしく高品質。
11

John Beltran

Amazing Things

<Delsin>

デリケートで綺麗な非常に洗練されたクラブ・ミュージック。家でもフロアでも野外でもどこでもハマれる素敵盤。
10

The Haxan Cloak

Excavation

<Tri Angle>

Forest SwordsとoOoOOの新作アルバムもすごい良かったけど、その中では個人的にはThe Haxan Cloakのこのアルバムが作品全体を通して一番好きでした。
9

Gold Panda

Half Of Where You Live

<Ghostly International>

前作以上に巧みで多彩なトラック・メイキング。圧巻の鮮やかさ。
8

moshimoss

Endless Endings

<nothings66>

同じく今年に出たPreghostとの合わせ技1本なところもありますが、どっちかと問われればこちらで。恐ろしいまでに感動的で美しく神々しい傑作。ありがとう。
7

Superchunk

I Hate Music

<Merge>

自分達が四半世紀に渡って奏でてきたサウンドへの愛情がこれでもかと溢れ出ている『I Hate Music』。初聴時には快哉の雄叫びと共に拳を突き上げました。ありがとう。
6

Tim Hecker

Virgins

<Kranky>

10年以上ずっと傑作しか出していない才人がリリースした前作を凌駕する傑作。聴いてると何かがどっかから降りてくる。
5

Holden

The Inheritors

<Border Community>

独創性と実験精神が溢れる異形のエレクトロニック・ミュージック。よく分かんないうちによく分かんない動きの踊りを踊らされてしまっている感じ。最高です。
4

Volcano Choir

Repave

<Jagjaguwar>

まさかの2ndアルバム。これでもかと言うくらいロマンティックで美しいうたとサウンドの素晴らしい一体感。超絶素敵なアヴァンでエモい大人のポップ。
3

DJ Koze

Amygdala

<Pampa>

豪華ゲスト陣を小粋に活かした小粋でイカしたダンス・ミュージック満載の傑作アルバム。今作を五角形のパラメータで示したら完璧な五角形が出来るのではないかと。次は8年も空けないで。
2

Baths

Obsidian

<Anticon>

メロディアスなのにどこからともなくにじみでる内省的で陰のある悲し気なムード。前作以上の鮮やかな冴えを見せるトラック・メイキングによるキャッチーでポップなサウンドで、かつそこに内面の奥深くに抱えるダークな面も出してきた渾身の傑作。ノリノリで泣かされる。
1

Oneohtrix Point Never

R Plus Seven

<Warp>

毎年その年の年間の20枚のうちの1枚に何かしら選んでいたような気がするOPN。今回Warpからのリリースだったというトピックは別に置いておいて、純粋にサウンド面での今作のカラフルできらびやかでファンタスティックなカオティックさは今年のシンセ・アンビエント～ニュー・エイジ～エクスペリメンタル系の作品の中でも群を抜いて素晴らしく、今まで以上の躍進・進化を遂げた圧倒的なアルバムだったと思います。ひとつひとつの音の響きやメロディの気持ち良さと、その鮮やかな音達が作り出すめくるめく多様な展開にぐいぐいと引き込まれ、その音の世界にトリップする気持ち良さが最高に素敵でした。

LINUS RECORDS/Linus' best 20 discs of 2013

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