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2020年作の前作『The Time It Takes』以来5年振りのリリースとなる、USポートランドのKeith KenniffによるGoldmundのフルアルバム。今作はUS盤はWestern Vinylからのリリースになりますが、こちらは東京のp*disからの日本流通盤CDになります。
繊細なタッチで奏でられる感傷的なメロディーのピアノ〜切なく沁みる儚げなピアノと、優雅な響きでゆっくりと伸びやかに広がるシンフォニックなストリングス、淡く霞んだソフトなシンセのドローン・サウンドなどで静かに優しく流れていく、センチメンタルで美しいポスト・クラシカル・サウンド。これまでピアノを中心としながらも、フォーキーであったり、アンビエント・タイプの作品などもリリースしてきていますが、今作はこれまでの作品の中でも一番ストリングスを全面的に取り入れて、ピアノとストリングスでもの悲しくも感動的な美しさのある情景を描き出しているアルバムとなっています。全14曲42分収録。