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Purl、Eternell、Illuviaなどをはじめ様々な名義でリリースしている、スウェーデンのLudvig Cimbreliusの本名名義でリリースされた2024年作のフルアルバム。フィジカル盤の発売が大幅に遅れておりましたが、デジタル・リリースから半年以上経ちましてようやくCDもリリースされました。
なだらかに広がるシンセのドローン、反響系のエフェクトのかかった微かに揺らめくシンセ~しなやかなギター・サウンド、優美なピアノ~ブラス、きらびやかなエレクトロニクスなどが織りなす幻想的な美しいサウンドに、朧げに漂うロマンティックなヴォーカル~儚げなコーラスなどもレイヤードした、ドリーミーで壮麗なアンビエント~アンビエント・ポストロック~ドリーム・ポップ。ピアノとギターも使ったビート・レスの綺麗目のアンビエントのスタイルは変わらずも、これまでの作品の中で最もパーソナルな作品になったという今作は自身の「声」も大々的に取り入れて、Sigur Rósも思わせるようなエンジェリックなヴォーカルも加わったアンビエント+クラシック+シンセ・ポップなサウンドを艶やかに作り上げているアルバムとなっています。全10曲51分収録。ハード・カバーの本型装丁の紙ジャケットで限定100枚でのリリース。