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1960年代〜1980年代にRCAから多くのサウンド・トラック作品をリリースしていた、イタリアの作曲家Luciano Micheliniと、その息子で現在アメリカ在住で主にエレクトロニック・ミュージックのプロデューサー/DJとして活動しているLorenzo Dadaの、イタリア人の2組のアーティストによる親子コラボレーション・アルバム。
小気味良いパーカッシヴなビート〜緩やかなダウン・ビート〜チリヂリとしたクランチ・ビート、細かくフリーフォームに刻まれるパーカッションなどの多彩なビートと、流麗なピアノ〜ストリングス〜ブラス、幻想的な仄かに揺らめくシンセ〜シンセのドローン、女性ヴォーカルのコーラス〜シネマティックなヴォイス・サンプルなどのムーディーで優雅なサウンドで彩られた、ロマンティックで美しいエレクトロニカ〜ダウンテンポ〜ディープ・ハウス〜アンビエント・ハウス。多くのトラックでダンサブルなビートも効かせながらも勢い良く盛り上がっていくダンス・ミュージックのようなタイプではなく、穏やかで落ち着いたムードでしっとりと流れていく、ピアノ〜ストリングスを使ったクラシック・サウンドと、Kompaktのアンビエント〜ポップ・アンビエント〜洗練されたメロディックで美しいエレクトロニック・ミュージックが融合したような、壮麗なポスト・クラシカル+アンビエント+アコースティック+電子音楽作です。ピアノ入りのエレクトロニック・ミュージック作〜アンビエント作のファンのかたに幅広くオススメなアルバムです。全13曲50分収録。