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2021年作の前作『Antiphonals』以来1年振りのリリースとなる、LAを拠点に活動するカナダ人女性アーティストSarah Davachiのフルアルバム。
パイプ・オルガン〜リード・オルガン〜電子オルガンのなだらかに漂う仄かなドローン、静寂に佇む幽玄的なドローンと、厳かなチェロ〜ヴィオラ〜ヴァイオリンなどのストリングス、管楽器のトロンボーン、鋳鉄製のベルで構成された鍵盤楽器のカリヨンなどの多様な楽器や、サイン波〜シンセ、憂いを帯びた儚気なコーラスなど電子サウンドや声など様々なサウンドも使って作られた、デリケートなミニマル・アンビエント〜ドローン〜エクスペリメンタル・サウンド。特異な楽器も使った多彩な音色のサウンドを、シンプルな構成のサウンドのままなだらかな響きの中で溶け合わせて、クラシック〜バロック音楽〜古典音楽がドローン化したような静かなる深遠なサウンドを今作でも作り上げています。引き続き今作もこれまでのSarah Davachiの作品のファンのかたにオススメなアルバムです。Disc-1に全5曲45分、Disc-2に全4曲45分収録のCD2枚組で、ハード・カバーのブック・タイプの紙ジャケット、24ページのブックレット付きでのリリース。
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