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これまでHammockやYellow6、Aidan Bakerなどもリリースしている自身のレーベルSomewherecoldからThe Corrupting Sea名義で数多くの作品をリリースしているUSケンタッキー州のJason T. Lamoreauxと、Sound In Silenceからソロ~JarrでリリースしているYellow6ことJon Attwoodによる2人組The Deep Bellsのデビュー・アルバム。
反響系のエフェクトが深くかかったぼやけたギターのドローンに、翳りのある内省的なギター・フレーズ〜緩んだアルペジオ、厳かなピアノや、きらびやかに散らばるベル〜エレクトロニクス、朧げなコーラスなども重ねて緩やかに流れる、メランコリックで繊細なアンビエント〜ギター・アンビエント〜アンビエント・ポスト・ロック。本作の精神の核心には、欧米における政治情勢や、人間の間に存在する大きな分断などといった、世界各地に影響を与えている地政学的な問題があるとのことで、Yellow6〜Jarrのサウンドの流れを組みながらも、もう少し陰鬱さや緊迫感のあるディープなギター・サウンドや、仄暗いアンビエント・サウンドで仕立てたアルバムとなっています。全8曲74分収録。