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Past Inside The Presentに送られてきた、楽曲のクレジットや自身の経歴などの情報を一切記載していないカセットのデモをレーベル・オーナーのzakèが気に入り、基本的に手を加えずにほぼその音源のままでリリースが決まったという、アンビエント・テクノ・デュオNitechordのデビュー・アルバム。
薄いノイズで煙ったシンセ〜霞がかったファジーなシンセのドローン、滲んだエフェクトのかかったギター〜シンセの緩んだ断片的なサウンドなどがゆらゆらと漂う浮遊感溢れるまどろみの空間で、鼓動のようなキックと小気味良い裏打ちのハイハットの4/4ビートが淡々と突き進んで行く、幻想的で美しいダブ・テクノ〜アンビエント・テクノ。これまでPast Inside The PresentではPurl以外ではあまり無かったタイプの、Gas、The Sight Below、Yagyaなどにも通じる深遠なアンビエント・サウンド+4つ打ちのエレクトロニック・ミュージック作です。CD版はオリジナル・トラックの6曲に、自身のセルフ・リミックスも含むリミックス・トラックを3曲追加した全9曲収録。
1. Reflect
2. Near
3. Dim
4. Shine
5. Absent
6. Carry
7. LLø (Nitechord Remix)
8. Subtle (Nitechord Remix)
9. Absent (Quiet Mix)