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2009年にリリースされた、グルジアのNika MachaidzeによるNikakoiの3枚目となるフルアルバム。Erast名義でのリリースは2004年と2006年にありましたが、NikakoiとしてはWMFから2002年、2003年と続けてリリースされた2枚のアルバム以来となる、6年振りにリリースされたアルバムとなります。
仄暗いもやのかかったディープなシンセのレイヤードやベース音のドローン、ピアノ〜シンセストリングスなどのオーケストラ・アレンジを用いたしっとりとしたアトモスフェリックなサウンドと、細かい信号音のようなマイクロ・エレクトロニック・サウンド、クランチノイズ、わずかながらのアブストラクトなクリスプビートなどによる微細なまたたきの音を組み合わせた、ミニマルなアンビエント〜アンビエント・エレクトロニカ〜エクスペリメンタル・サウンド。Nikakoiの最初の2枚のアルバムやErastではリズミカルなビートのトラックを中心に聴かせていますが、今作はノンビートのトラックを中心とした彼のアンビエント側の面が色濃く出ている、モノクロのアートフィルムのサントラのようなムーディーなアンビエントアルバムに仕上がっています。Disc-1は18分と17分の共に長尺のトラックを全2曲、Disc-2にはすべて「Ghost_File」と名付けられた#1から#12のトラックを全12曲65分収録。Disc-1は通常のNikakoi〜Erastラインとは違うディープ〜エクスペリメンタルなダーク・アンビエント路線ですが、Disc-2はこれまでのNikakoi〜Erastの世界に通じる麗しさのあるアンビエントサウンドとなっています。
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